「あなうさピーターのはなし」


青空文庫でみつけました。ピーターラビットとして有名なうさぎの絵本です。ふんわりしたやさしいタッチの挿絵ですが、ちょい悪うさぎ危機一髪とでもいうような、なかなかの冒険アクションものだったりします。作者はちょっとハラハラさせてやろうという、いたずらっぽい性格だったのかもしれません。

WikiPediaによれば作者はビアトリクス・ポター(1866-1943)という女性で、ビクトリア朝時代のイギリスで資産家の家庭に生まれ育ちました。アメリカのウォール街で学生がデモをしている今日この頃としては、お金と時間をもてあました資産家コノヤロウ、と思わないでもないです。しかし、こういう作品は資産家の暇つぶしでないと、できない作品なんだろうな、とも思うのでした。もともとは出版するためにかかれたものでなく、ひとに宛てた絵手紙だったらしいです。


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作家別作品リスト:ポター ビアトリクス


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